仕事柄マンホールには注意が向きました

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上海市内の路面排水ます(上海・中国)
 写真では上半分が車道、下半分は歩道です。 その境い目の縁石と平行してご覧のような雨水ますがつくられていました。 路面に降った雨水を集めて下水道に流すための施設です。 
写真のような鉄製の孔の空いた蓋はグレーチングと呼ばれていますが、かなり肉厚の鋳鉄製でした。 簡単に言えば鋳物でできている。 四角い蓋の周囲にラーメンのどんぶりのような模様が鋳出しされているのに感心して一枚撮ったのがこの写真というわけです。 
 場所は上海の中心も中心、旧・租界があったあたりです。 具体的には忘れました。 この辺の下水道はおそらく租界を作った欧米列強のどこかだろうと思います。 共同租界だったはずなので、特定できません。 蓋は最近作られたものなのでしょうが、下水道というシステム自体は租界時代のものと思われ、有名な神田下水や横浜の旧・居留地内の下水道などより歴史があると思います。 下水道整備にかかわる仕事柄、この手のものを見つけるとカメラを構えてしまいます。 一種の職業病といえるかもしれません。

 

 


南京路歩道の下水道マンホール(上海・中国)
 同じく上海市内でみかけたマンホールの蓋(ふた)です。 ご存知のない方のためにひと言解説しておきます。 写真に写っている鉄でできた円形のものは、マンホールのふたです。 マンホールというのは、こいつの下にある穴のことです。 人が入る穴ですから英語にしてマンホールです。 人孔などということもあります。 
 中国語というのは便利なことばで、書いてあるものをみれば一目瞭然。 これは下水道の汚水が流れるマンホールの蓋ということがわかります。 周りは歩道なのですが、蓋の表面も歩道を同じような格子模様がつけられています。 機能だけでなく一応のデザインも施されていることになります。 補修工事なのでしょう、蓋の周りの仕上げができていません。 鉄製の蓋の周囲にコンクリートでしょうか石でしょうか縁取りがついています。 こういうのをふち石などと呼びます。 日本でもこのタイプのマンホールが大量につくられました。 現在はふち石の要らないスマートなものが主流です。
大都市上海のことですから、蓋の中にはかなり大きな下水道管がはしっているものと思われます。 快適な都市生活の文字どおり下支えする基幹施設の一部といえます。

 

 

 

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