丘の上から赤く染まる


【サクレ・クール寺院】
 自動露出の功罪、その罪のほうなんでしょうね。 この写真、一見してうまいこと撮れているように見えますので、功の部分は認めなくてはならないでしょう。 でも私は不満です。
明るすぎる。 実際にはもっと暗かったのです。 空がブルーに写っていますが、実際の現場では紺から黒に切り替わるような深い色合いでした。 フラッシュなしでの撮影は無理なところを、近くに停めてあった車(車種も記憶しています。 型遅れのプジョーでした)の屋根にハンカチを敷いて、そこに愛機のニコンを置き、目分量で10秒と15秒の露出をしました。 そのマシなほうがこの写真です。 このときはレンズを目いっぱい絞っていたので、長めにと思ってそんな露出時間にしました。
ちなみにこの建物の本来の色は純白です。 モンマルトルの丘はパリ市内唯一の高台で、市内を一望できる場所として有名ですが、それだけに夕陽に照らされて赤く染まるのもここからです。 私なりの努力にもかかわらず、結果は明るすぎ。 しかし、そういうアナログカメラの機構や露出の面白さがたまらなく好きで楽しく思っています。

 

 

 

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