あの駅、あの建物、、、すでに無いものも。

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【ペニンシュラホテル】
 若い女性ではありませんが、憧れのホテルとしてペニンシュラは意識してきました。 そこにとうとう泊まるチャンスがやってきました。 なんのことはない新婚旅行です。 記念の意味合いが濃厚でしたので、まめに記録を残しておきました。 写真の枚数も尋常ではありません。 そんななかの一枚がこれになります。 本館正面のカットですね。 泊まった部屋もわかっています。 やや左よりのホテル名の表記でいう、THE の真上の窓、大小4つがわが滞在場所です。 どうしてそんなことがわかるか。 窓から顔をだして確かめたからです。 そんなことをするゲストは少ないかもしれません。 ビジネスクラスを奮発して東京から到着、空港には深緑色のロールスロイスを迎えにリクエストしました。 半端なことはするまいと心に決めていたからです。 しかし、ここを発つときには、空港までのタクシーをベルボーイに呼ばせました。 これもゲストのオーダーです。 堂々と振舞います。 中途半端なことはせずに、、、。

 

 

 GoogleEarthの位置情報〔KMZファイル〕

【コンコース(ミラノ中央駅)】
 画面の右下に若かりし頃の家内が写っています。 この時点で彼女はこの場所が駅だとは信じていませんでした。 このあと見事なドーム屋根に覆われたプラットホームに並ぶ列車を見てはじめてここが駅であることをみとめました。 
天井の高さ、大きさ、見事な装飾、圧倒的な石材の存在感。 ローマの遺跡もかくやと思わせる迫力でした。 信じられないのも無理からぬ面があります。 この段階では彼女にとってヨーロッパに到着して数時間しか経っていません。 朝、ロンドンに到着し、そのまま乗り継ぎのために空港と空港を移動し、乗り換え便でこの1時間前にミラノ空港に降り立ったばかりだったのです。 実質的にヨーロッパの街にはいって30分でいきなりこの風景の中に放りだされたのですから、自分のいる場所がわからなくても仕方がないかもしれませんね。 このときの驚きや感動を大切にすべきでしょう。

 

 

【サボ(ドイツ国鉄)】
 サブ・ボードを略してサボ、と言います。 列車の行き先表示板のことです。 ヨーロッパの鉄道では、各国統一のルールがあって、サボの書き方も例外ではありません。 いちばん上に始発駅、一番下が終点駅名。 途中の主要な経由地が小さな活字でその間に書いてあります。
 写真のやつは、ドイツ国鉄のもので、始発がベルリン・シュタットバーン駅、終点はアムステルダムCS(セントラルステーション)。 途中にはハノーバーなどの名前が読み取れます。 ここで注意すべき重大なことがあります。 サボは車両の入口ごとに必ずついています。 そして、車両ごとに内容が異なるということです。 最近のインターシティーは基本的に固定編成なのだということです。 日本の新幹線や在来特急と同じです。 しかし従来からの国際列車では経由する途中駅ごとに車両のつなぎ換えが繰り返されるため、“目的地へゆく車両を選んで” 乗り込まなくてはなりません。 まるで貨物列車のようなものです。 特急なので停車駅は少ないのですが、こうした作業があるため停車時間が長い。 30分くらいかかるのはザラでした。 おかげで安心してホームで買い物ができました。

 

 

 

 

 

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