中国の川には生活臭が充満していた



 中国屈指の景勝の地です。 と言いましても私はあまのじゃくなものですから、あの有名な奇岩奇鋒の林立する風景は撮ってありますが出しません。   ここで主題にしているのは川面ですから、その川面をクロースアップしているのです。 それじゃあこの写真はホントに桂林か、と聞かれそうですが、そこは信用していただきたいと思います。   で、ここで私が言いたいのは、世界に冠たる景勝地、観光地でありながら、そのには人々の暮らしがちゃんとあって、活き活きと続いていることに注目しているのです。  写真は漓江くだりの観光船から撮ったものですが、途中でこんな具合に地元に暮らす子供達が外国人を珍しがって泳ぎよります。 そんな様子が素朴でほほえましく思えてシャッターを切ったのです。  このほかにも、川底に生える水草を採る人(食材になるらしい)、あるいは鵜飼をする人なども見かけました。 太古の昔からここが地元に住む人々の生活の場であり生産の場であり続けていることを肌身に感じることができました。  漓江くだりのクルーズというのは、桂林市内の出発点から下流の陽朔(ヤンスオ)という村まで総延長120kmに及ぶ一日がかりの旅です。 したがってすばらしい景色を堪能する傍らで川沿いの人々に接する機会は多い。   そういうことを思い出させる一枚です。

揚子江(中国)
 水の色が忠実に写ったので取り上げます。 上海外灘の船着場からのミニクルーズで揚子江を見るコースというのがあって、値段も安かったのでやってきました。 たしか日本円にして300円くらいだった。  コースは単純そのものです。 外灘から黄浦江を下って揚子江との合流地点である浦項まできて、そこで揚子江の広さ大きさがわかったところで折り返す。 それだけのことです。 天気が良ければ中州が見えることがあるといわれましたが、この日はご覧のような晴天でしたが、残念ながら沖には何もみえませんでした。  この旅の帰り、東京行きの機内からこのあたりを見下ろすことができました。 そこでやっと中州を見ることができました。 まだ離陸直後の低空だったので、対岸は見えませんでしたが、、、、。  大陸を流れる大河の水はどうしてこのような色をしているのでしょうか。 コーヒー牛乳色とでも言ったらいいのでしょうか。 泥の色です。 この色の泥が大量に堆積した中で育った上海ガニはまことに美味と言われています。   この流域に何億人が暮らしてしているのか、そうした人々の生活の匂いまで送り出しているかのように感じる、存在感の大きな川の様子に圧倒されました。

 

 

 

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