多様で膨大な社会資本を見る思いがします

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遺跡を思わせる駅舎に立ちすくむ(ミラノ中央駅)
写真は欧州でも屈指の規模と美しさで知られる中央駅構内のドーム屋根です。 これはこれで見事なものですが、びっくりしたのはむしろカメラを構えた背中側にある駅舎本体のほうでした。 ローマの遺跡もかくやと思えるような巨大で広壮な石造りの建造物でした。  アーチ形の通路の高さが日本流にいいますと4階まで吹き抜けに相当するくらいあります。 そうしたアーチの開口部が自動車用(車寄せ用)に2連、これとは別に人が通る通路として同じく2連。 こんな具合の規模です。 コンコースの空間も同様です。 感心して天井ばかり見上げていたところ、たちの悪い連中にケチャップがけのいたずらをされる有様でした。 


 

 


元祖ターミナルの充実ぶり(ローマ・テルミニ駅)
印象的な色彩に写真が仕上がりました。 いまもって気に入っている一枚です。 ここでも低いホームから線路に降りて、足元からのアングルで構内を見上げる構図にしました。 夕暮れの空を写しこみたいと思ったからです。 いたって近代的なつくりの駅です。 あとで聞いたところによれば、1960年のローマオリンピックの際に立て替えられたのだそうだ。 そうか、東京オリンピックの4年前のことか。 それなら当時としては超近代的だったに違いない。 実はこのとき、気分は最悪の状態でした。 市内バスのなかでスリの被害にあい、その届けを構内の警察署で済ませた直後だったのです。 気分転換の意味をこめて記念の撮影した。 そういう状況でした。 忘れられない一枚でもあります。


 

 


西側繁栄の象徴だったのでしょう(ベルリン・ツォー駅)
なんでもない私鉄の駅のように見える風景です。 高架線の途中にホームをつくり、囲いをしただけの簡素な形式で、いわゆる駅舎と呼べるような建物はありません。 しかし、隣接する旧・東ベルリンにはない、近代化した西側の象徴とも言えるような駅のスタイルといえます。 煤けたレンガのままで使っている東側の駅との対比が興味深いとこのとき思いました。 なお、ベルリンの中心駅は東側にあって、シュタュットバーン駅といいます。 長距離列車の始発や終点はそちらであって、ここはそのひとつ手前の停車駅となっていました。


 

 

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