巨大さと人民の息遣い

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観光地の賑わい(桂林駅)
社会主義国家中国では、駅舎もある程度画一的な設計になっていて、見るべきものが少ない。 そういってしまうと身も蓋もないはなしでが、写真はそんなひとつ、桂林駅の様子です。 前面が大きなガラス窓になっていて、内部を明るくしている。 外見上3階建てに見える建物ですが、内部はがらんとした空間があるだけ。 吹き抜けでした。
どうしてこのような無駄の多いつくりにしたものでしょうか。 それでも桂林といえば世界的な観光地ですから、外国人をふくめて客足は多く、朝から活気に満ちています。 中国でも早い時期から鉄道網が整備された大都市圏では、もうすこし街の個性を感じさせるようなつくりの駅舎がみられるのですが、地方はこんな具合の画一型のものです。 経済の高度成長とともにこの駅もより桂林らしいものに建て替えられたという話は聞いています。 どのような姿に生まれ変わったことでしょう。


 

 


巨大都市の旧・ターミナル(上海駅)
こちらも20年ほど前の写真なので、現在はもう存在しないのではないでしょうか。 巨大都市上海の玄関としては貧弱な駅だとの印象をもって眺めたものです。 構内の様子はなるほど規模の大きさを感じさせるものがありました。 たとえば構内の待避線の数や留め置かれている機関車の数などがかなり多かった。 しかし、ターミナルとしての機能はあまり多くを期待できるシロモノではないとこのとき思ったものでした。 周辺でごった返す人や車の量はすさまじいの一言です。 社会資本がまだ不十分だったころのある意味では貴重な風景といえるかもしれません。 


 

 


竜宮城?(杭州駅)
中国の駅にしては珍しく個性的な姿だと思って記録した駅舎です。 観光都市として名高い杭州の駅です。 もちろん、百万都市を代表する駅ですからこれ以外の部分もしっかりあります。 当初このようなつくりの駅であったが手狭になって別の建物を追加した、増築拡張を繰り返して現在の姿になった。 そういう駅だと思いました。 古いほうの建物は地元の人々の愛着もあって、また杭州市のランドマーク的な意味合いもこめて残したものだと推測します。


 

 

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