←TOPイメージ 現在のところ "最新鋭機" エアバスA380の主翼とエンジン

 



 

 

 

とにかくレールの上を走ります。 地下鉄、路面電車など(5)

 地下鉄や路面電車、ローカル線や通勤電車など、市民の足として定着している身近な電車たちを集めてみました。 


地鉄 (中国・北京)
都営三田線に似ていますが、、、、。 北京の地鉄です。 中国では地下鉄のことを「地鉄」といいます。 だからタイプミスではありません。 これは北京市で最初の路線で、しかも開通して間もない頃の写真です。 どこかしら乗客の様子にも緊張感が漂っているように見えてしまいます。  開通して日が浅いこともあるのでしょうか、車内だけでなく駅構内もなんとなくガランとして殺風景だというのが私の第一印象でした。  駅のようす、電車の風貌、そして車内の雰囲気。 それらを総合しますと、都営地下鉄の三田線に似た感じがしました。 いかにも役所がつくって運営している官製地下鉄の匂いが感じられたのです。  しかし、新しいというのはいいことで、駅も車内もほどよく冷房が効いていて、炎天下を歩きつかれた旅行者にとっては実にありがたい交通機関に思えました。   ラッシュ時間からはずれていることを差し引いても、ほかの混雑振りと比較するとずいぶん空いている気がしました。 これは路線がひとつしか出来ていなくて、まだ利便性がかぎられていたことと、比較的運賃が高額だと思われていたためだろうと推測しています。  現在は路線網も充実して利便が向上しているはずですし、経済成長で人々が裕福になっているので、この路線も東京とかわらない混雑ぶりなのではないでしょうか。  利用した目的の半分は、この地鉄自体にあります。 あたらしいもの好きが高じたあまり意味のないトリップでした。

 


ライトレイルトランジット(フィリッピン・マニラ)
日本語の案内では高架鉄道と書いてあった。 マニラのケソン・シティーと、古くからのマニラの下町と通って、新都心マカティとを結ぶ新交通システム。 そんなガイドブックのうたい文句に吊られて利用してみました。  確かに私が乗車した区間は完全に高架だけでした。 地下鉄がなく、タクシーやジープニー、それに路線バスといった道路交通が主体で、地上しか移動の空間のなかったマニラ市では画期的な交通機関といえるでしょう。  私も高い位置から見おろす市街地に新鮮な感動をおぼえました。 こういう感じというのは、現在の那覇市でもいえるかもしれません。  (那覇市には近年、モノレールの路線が新設されたと聞いています)  私はここではじめて「トークン」というしくみを経験しました。 販売機などであらかじめトークンと呼ばれる乗車用のコインのような物を購入し、これを改札機にとおして乗車するというものです。 紙でできた乗車券では使い捨てでもったいないことと、折り曲げたり濡れたりすると機械を通らなくなる。 そこで切符のかわりに耐久性があって、何度でも使いまわしの利くトークンが採用されたのでしょう。  ニューヨークの地下鉄で有名ですよね、トークン。 旅行雑誌で見て知っています。 同じような考え方で、プラスチックの磁気カードを採用しているのが、香港やシンガポールの地下鉄でした。 これもカードは回収して再利用している。 紙よりもちがいいでしょう。  走っている電車は、窓を大きくとった明るいデザインでした。 軌道の幅が広いのと、最初からちきんとつくった専用軌道なので、レールの継ぎ目も少なく実に滑らかな走りっぷりでした。  よく効いた空調システムとあいまって快適そのものです。  雨の多い、台風も来るマニラの気候を考えてのことでしょう。 写真のように駅全体をすっぽり覆う形式の屋根が多かった。 これはこれで理由のあることですが、待っている間の蒸し暑さななんとかならないものかと思いました。

 


環状Sバーン(ドイツ・ベルリン)
駅名は失念しましたが、東側の老朽駅舎です。 1991年秋のベルリンです。 ベルリンの壁崩壊が2年前、東西ドイツの統一が前年でしたから、市内にはまだ分断当時の痕跡が数多く残っていた時期です。  ベルリンの壁はすっかり撤去されていましたが、跡地はただの更地のままでしたし、ブランデンブルク門の周辺では、壁のかけらをケースに入れてみやげ物として売るスタンドが並んでいました。 ひとつ8マルクでした。  そういった市内の見物に、一旦は半日コースのバスを利用しましたが、自分で歩かないことにはおさまらない性格ですから、市内を走るSバーンを活用しました。  さすが戦前からのドイツの首都です。 Sバーンは環状線になっていました。  そんな駅のひとつで、一枚。 東側の駅で、写っている電車も東側の文化財的な古いものでした。 この直後にこれに乗車しましたが、内部は木造です。 床に塗った油の匂いがただよう懐かしい雰囲気でしたね。 乗り心地もゴトゴト、モーターのうなりも派手でした。 走行中の音は子供の頃乗った当初型の湘南電車とよく似ています。  駅自体の相当な年代物で、これといった改修がされていません。 建てた当時のままといっていいかもしれません。 少し掃除すればそのまま映画のセットになるんじゃないかと思われます。  ナチスドイツの将校の衣装でも着けて俳優さんが立てば、そのまま1930年代で通用すること請け合いです。  街の半分が60年前の骨董品と表現すれば丁度いい。 そんなタイミングでこの街を訪れることができたことは、めっけものだったかもしれません。

 

 

 

TOP

 

Copyright 2006 TTWWTP/www.oiina.com/ All Rights Reserved