←TOPイメージ 現在のところ "最新鋭機" エアバスA380の主翼とエンジン

 



 

 

 

場合によっては飛行機より速い(1)

 欧州を中心に列車の旅をよくしました。 もともと列車や駅に関心があったせいも手伝って話題が尽きません。  ここでも速い順のようになりました。 


ICE−インター・シティー・エクスヘ゜リメンタル(ドイツ・ミュンヘン)
またまた筆者の姿が映っています。 ドイツ・ミュンヘン駅で発車を待つ間に記念撮影しました。 なんと言ってもドイツが誇る最新鋭の新幹線ですから。 最高時速は300kmというふれこみです。 出発前から興奮気味でした。  この新鋭列車は、略してICE(インター・シティー・エクスペリメンタル)と呼ばれていました。 この当時。  実はこのころはまだ出始めの時期で開発段階の名称のままそう呼ばれていたと、あとで聞きました。 その後、同じICEですが、最後のEがエキスプレスに変わったそうです。  乗車の感想。 明るくきれいが第一印象です。 とくにシートは凝ったものでした。 スポーツカーのバケットタイプのシートを大型にしたようなものだったのです。  バケットとはバケツのこと、バケツのように身体を包み込むような形の椅子です。  また、数人のグループ用のセミコンパートメントをはじめ、二人用など様々なサイズのコンパートメント風の区切りをつけた席の配置にも感心しました。  食堂車も天井が高くて快適でした。  最高速度の300kmは嘘ではありません。 ホントに速い。 しかし300kmの高速で走行する区間は限られています。 この列車用に新設された専用線でだけトップスピードを出すのです。 駅周辺や市街地、山岳地帯などでは在来線のレールを走るので、特別な高速運転はなしです。 この点は、最初から100%専用線だった新幹線とは大きな違いといえるでしょう。 高速走行可能な新線は今後も鋭意増強する計画だという話でした。  先頭車がこのようにスマートな姿をしているのは、全部が固定編成で、専用のデザインで動力車(機関車)を前後に連結しているからです。 この方式はフランスのTGVと同じです。

 


インターシティー125(英国・ロンドン)
最高時速125マイル、自慢の特急。  英国国鉄ご自慢の特急に乗ったときの記録です。 ロンドン・ユーストンからリパプールまでの日帰り旅行のときに利用したのです。 写真はロンドンを出て間のなくの頃だったと記憶しています。  ずいぶんゆったりした感じをうける車内ですが、これでセカンドクラスの普通車です。 帰りの列車では、旧型のファーストクラスをセカンドクラスとして使っていて、さらにゆったりと時間を過ごせました。 ファーストクラスは最近、新型の車両に更新されたばかりだったという話でした。   向かいに座っているお嬢さんはすぐに降りてしまいました。 話しかける間もなくでした。 実に残念。   ロンドンからリバプールというのは、グレートブリテン島の南の端から真ん中辺りまでになり、350kmくらいあるそうです。 日本でいえば東京/名古屋ぐらいに相当する。 これをおよそ2時間半くらいではしるのがインターシティーである。 新幹線のこだまで名古屋に行くようなものだと思えばほぼあたっています。  走りっぷりは、新幹線ほど速くはないが、止まる駅が少ない。 そんな感じですね。 しかも車内は新幹線などよりずっと広くて疲れません。   このインターシティーという列車は、機関車が引っ張る形式なので、電化していない路線にも走っている。 そのときにはガスタービン機関の専用機関車で引っ張る。 これがまたちゃんと125マイル出すのだ。 つまり性能に差がない。 在来線とは全く別に線路を敷く新幹線とは考え方が根本的に異なるやりかたでしょう。 鉄道発祥の地、英国国鉄の馬力を垣間見た日帰り旅行でもありました。

 


インターシティー(フランス・パリ)
欧州の列車は前から見てもはじまらない。  一番前は機関車ですから、見たってしょうがない。 よぼどの鉄道マニアなら機関車にも興味が湧くであろうが、普通のひとは機関車の後ろつながっている客車の方が重要なはず。 この写真も客車が写るように、というより私を先ほどまで運んできた客車を撮ったつもりなのです。  場所は、パリの北駅。 低いプラットホームに降り立ち、皆が行くようにターミナル目指してただひたすら前方に進む。 すすみながら撮影したのがこの一枚である。 だから、一番後ろの車両から降りた人は200〜300m程歩かねばならない。 行き止まり式のターミナルならではの光景といえるでしょう。  実はこのとき、パリは初めてだった。 ターミナルの案内所で今夜からの宿を世話してもらうつもりである。 英語がどのくらい通じるものなのか、私のカタカナ読み上げ式の英語がどこまで役に立つのか。 不安は尽きなかった。 ここに至るまでの旅程のなかで、カタカナ英語でどういかこうにか用は足せたので、その点はまだしも、フランス語しか話さないような人に当たったら最後、今夜は野宿か? そんな危機感もあった。(この15分後にこれらは杞憂におわるのであるが、心配は心配であった)  写っているフランス国鉄のインターシティー用の客車はすばらしい出来だった。 きれいで静かで広い。 空調システムなどは完璧といっていい。 コンパートメント式なので、室内を明るくするためにほぼ正方形の窓を大きくとってある。 一辺が1.2mくらいあっただろうか、もっとかもしれない。 通路へのドアも下半分がすりガラスになった洒落たものだった。 日本の新幹線にもこういうのがあってもいいように思える。 とにかくゆとりを感じさせるつくりである。  こんな具合に、私のパリ滞在ははじまった。  

 

 

 

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